ないしょっかー

日々アナログ内職してます。結構おもしろい。

夏だ!タオルだ!

 

 夏場にはタオルが大活躍ですね。内職も、タオル加工が多いです。

 タオル工場で縫われた製品は束になった状態なので、それを売り場に並ぶ

 状態に仕上げる必要があります。仕上げの形はお店によって違います。

 あなたがお店で見るタオルも、たたんで平置きされていたりフックで

 かけられていたり様々な状態ですよね。タオル工場である程度の加工がされる場合

 もありますが、人件費の関係で内職に回されることが多いそうです。

 

 あらゆる形、あらゆる産地のタオルを触っていると品質の違いを感じます。

 タオルの名産地の国産タオルは、工場から来たままの状態でも

 きちんとたたまれて作り手の丁寧な作業がうかがえます。

 外国から来たタオルには、作業した人の手書きのメモらしきものが

 入っているようなおおらかさがあったりしてつい笑ってしまいます。

 

 内職で仕上げ加工する際には、こういった不要なメモや糸くずを

 取り除くとともに不良品のタオルも取り除きます。そしてたたんだり

 タグやフックを付けたり、袋に入れたりを請け負った数だけ繰り返し、

 ダンボール箱に入れて納品です。

 機械的にこなせる作業なので幅広い年代の内職さんが従事しているそうです。

 また後日書きますが、数を読んで組み合わせたり検品といった目を酷使

 する作業はNGをだす中高年の内職さんもおられるだけに

 全方位でいけるタオル加工は、業者さんもコンスタントに仕事を確保して

 くれます。

 

 自分が加工したタオルを実際に町中で見かけることは滅多にないです。

 たまに見かけるとつい手に取って仕上げを確認してしまいます。

 暑い夏に私が加工したタオルで誰かが心地よく過ごせたらいいなぁ

 などど今日も思ってます。